その一言がお客様の背中を押します

トップの売上成績を誇る営業マンと、集客に優れたチラシ。

これらの共通点は、お客様への「気遣い」にあります。

彼らのノウハウを、御社の販促にも取り入れてみませんか?

■心に響く言葉とは?

お客様の側からしてみても、私たちからの気遣いは嬉しいものです。そこで、有効な手段とされるのが、困りそうなことを先回りして言ってしまう、という方法。

ただし、どの層にも強く響く言葉はありません。ターゲットによって、使用するワードは異なります。

イメージがわきやすくなるよう、ターゲット別の簡単な事例を挙げてみます。

(高齢者)

・見えにくい方のために、老眼鏡をご用意しています。

・手の届きづらい商品は、お近くのスタッフまでお気軽にお申し付けください。

(妊婦)

・段差には、十分にお気を付けください。

・重い荷物はスタッフがお運びさせていただきます。

(お子さま連れ)

・キッズスペース(託児所)があります。

など、たった一文を添えるだけで、大きく印象が変わります。不安を解消できるということは、行動(来店)を促すことに直結させられます。

■不安以上のメリットを打ち出す

商品やサービスのメリットを山のように並べてみても、それを上回る不安(デメリット)があると、行動はストップしていまいます。すべての不安を解消させるのは難しくても、最低限「値段」という要素に触れておくだけで、印象は変えられます。

なぜなら、どんなに魅力的だと感じても、手持ちのお金で足りのか?という不安が付きまといます。

そこで、有効になってくるのが

「3000円あれば満腹に!お釣りも出ます」

「クレジットカードが利用できます」 などの言葉。

価格面は、特に不安を感じやすい要素です。
自分たちの会社やお店のターゲットは誰なのか?不安に感じそうなことは何なのか?を考え、事前に解消させる言葉を添えておくだけで、お客様の行動を変えることができます。